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2008年12月10日 (水)

感想:成功を呼ぶ7つの成功法則

勝間和代「成功を呼ぶ7つの法則」マガジンハウス

7つの法則とは?

1.三毒追放を実行:自然なポジティヴシンキングを身に付ける

2.投資と消費の区別をつける:有限のお金や時間の使い方を学ぶ

3.自分をGoogle化する:意志の力に絶対頼らず、仕組みをつくる

4.上手にわがままになる:いい人になりすぎず、自分も相手も大事にする

5.Giveの5乗を実行する:情報と人脈に投資する

6.心と体の体力をつける:心には判断力を、体には筋力と持久力をつける

7.セレンピディティを持つ:じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけん

ちなみに、「7つの成功法則」という言葉から連想したのは、
「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)です。
---以下、Wikipediaより引用

私的成功のために(Private Victory)
第一の習慣・主体性を発揮する (Be Proactive)
第二の習慣・目的を持って始める (Begin with the End in Mind)
第三の習慣・重要事項を優先する (Put First Things First)

公的成功のために、他人との信頼を築く(Public Victory)
第四の習慣・Win-Winを考える (Think Win/Win)
第五の習慣・理解してから理解される
       (Seek First to Understand, Then to Be Understood)
第六の習慣・相乗効果を発揮する (Synergize)

再新再生 (Renewal)
第七の習慣・刃を研ぐ (Habit 7 Sharpen the Saw)

---引用終わり


「ふつうの人と違ってスゴいところは
"ふつうの人がやっていないふつうのこと"
をきっちりやっているところ」

「ひとつなら8割の人ができる"簡単なこと"も、それが20項目あると、できる人は1%になっちゃうんですよ。勝間さんはそれを地道にやっている人であり、ふつうのことをきちんとやることの大切さを不器用なまでに言い続けている人なんです」

(小飼弾氏 本書P82より)

その通り、書かれていることは「ふつうのこと」、それを7つの法則にまとめた集大成です。

初めて勝間さんの本を読む人にとっては、この本は全体像をつかむガイドブックになり、通して読むことで、すでに読者になったカツマーたちに追いつくことができるでしょう。

何冊か勝間さんの著書を読んできた読者にとっては、新しい知識と知恵が得られるほか、これまでの全著書を概観し、各書のエッセンスをすばやくアクセスする リファレンスブックになると思います(出版時期の関係か、「起きていることはすべて正しい」についての記述はありません)。

受験生でいえば、学習内容をまとめた本番直前虎の巻、試験会場に持っていくお守りとも言えます。
実際のところ、ムック形式の薄い本なので、私は通勤かばんに常備して持ち歩き、暇があればいつでも見返すことにしました。

内容としては、著書のガイドの他に、
槇村さとるさんや佐藤可士和さんとの対談
勝間さんの年表
愛用品紹介
小学生と大学生に出張授業したレポ
ビジネス小説企画のさわりの紹介
カツマー大集合
などがあって、盛りだくさんのコンテンツです。

巻末付録のふせん&シールも、コピー用の原紙があって
「再現性」があります(笑)

なお、使われている写真がミニチュアのように見えるのは、きっとこの加工ソフトを使っているのではないかしら?
http://www.01256.net/tools/tune_sample/

ハードカバーから新書、ムックへと販売チャネルを次々と開拓していった勝間さんの勢いは止まりません。
というより、メディアを変えてもその価値は変わらず、変わらないどころかさらに深みと魅力が増しているように感じます。

ポッドキャスト「Book Lovers」や週間TV番組「サキヨミ」でのコーナー担当も定着している勝間さんの今後は、マンガ、アニメ、連続ドラマなどでメディアミックス展開でしょうか?

個人的には、任天堂DSなどのゲーム端末や携帯電話のアプリで、勝間メソッドを実践するツールとなるシミュレーションゲームやスケジュール管理ソフトを開発してはどうだろうと思います。
(私は持っていないのですが、iPhoneのアプリは開発ソフトがオープンになっているそうですから、すでにフリー製作しているカツマーもいるかもしれませんね)。

というのも、勝間さんが次に狙うターゲット・セグメントのひとつは、次世代の子供たちではないかと思うからです。
これだけメディアに登場することが増え、その名前を見聞きする機会が増えたわけですから、今の10代、ティーンエイジャーたちも、大人たちに大人気の「カ ツマカズヨ」とは何者だろうと思っているでしょう。それだけではなく、すでに小中学生の読者、さらには小中学生のカツマ・メソッドの実践者・追求者がいる だろうと予想します。

この本をはじめ、これまでの著書やセミナー、メルマガ、ブログなどを通して、私たちには勝間さんのメソッドやツールの入手方法、フレームワークのほとんど が紹介されていることになります(もちろん、まだまだ隠し球がありそうですし、日々成長する勝間さんが今後も新しい経験と知恵を獲得していくことは確実です)。

これは非常に贅沢な幸せであることを再認識すべきだと思いますし、その一方、読んだだけで満足したり、頭がよくなったような気になったりする「落とし穴」に気をつけなければならないと自らを戒めています。

前回のエントリーにも書いたように、勝間さんが辿っているルートや、その先のゴールを参考に、私たちは自分の道を一歩ずつ歩んで行かなければなりません。

私たちそれぞれが自分なりの「7つの成功法則」を見出して、将来それをシェアできるように、毎日の生活に仕組みをつくって積み重ねていきたいですね。


追記: 個人的な希望で、今後勝間さんに対談してほしい人は、

魚柄仁之助さん 
川田利典さん 
糸井重里さん 

です。この3人からは「着想」のニオイを感じるからです。
「着想」×「着想」で、面白いことになるんじゃないかと思います
(もしすでに対談などしていましたら、ご紹介ください)。

また、漫画「ドラゴン桜」の著者、三田紀房さんも、著書「個性を捨てろ! 型にはまれ!(大和書房)」などを読むと、「ブログなんて書くな!と言っていたりして、主張している内容は勝間さんと正反対だったりするのですが、ドラスティックな姿勢に共通するものを感じるので、勝間さんとぶつかって何が起こるかみてみたい人です。

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