勝間和代さん 講演 パルティ栃木 2008年11月8日
11月8日勝間和代さんの講演を聞くことができました。
レジュメと、聞き取ったメモから、内容をお伝えします。
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勝間和代さん 講演
「自分力10倍アップ作戦」
~ワークライフバランスWLBでチャンスをつかむ~
2008.11.8 パルティ栃木(栃木県宇都宮市)にて
1.自己紹介
2.WLBの現状と必要性
3.自分をグーグル化する方法
4.社会貢献で成長する
5.キャリアアップとツキについて
6.質疑応答
勝間さんは、企業講演は基本的にしない。
→男女共同参画事業や大学で、年30回ほど。
勝間和代さん 講演
「自分力10倍アップ作戦」
~ワークライフバランスWLBでチャンスをつかむ~
2008.11.8 パルティ栃木(栃木県宇都宮市)にて
1.自己紹介
2.WLBの現状と必要性
3.自分をグーグル化する方法
4.社会貢献で成長する
5.キャリアアップとツキについて
6.質疑応答
勝間さんは、企業講演は基本的にしない。
→男女共同参画事業や大学で、年30回ほど。
1.自己紹介
会場で、勝間さんの記事や本を読んだことのある人がほとんどだった
ため、さらっと。
・ウォール・ストリート・ジャーナルが選ぶ「世界で注目したい
50人の女性に選出」について。
→記者が自分の知り合いから募集する。はじめは700人くらいから。
勝間さんは、英語ができて、docomoの料金体系(外国人にも
理解が困難)に詳しかったので、知り合いの記者さんに教えてあ
げた。それが50人に選ばれたきっかけ。
(英語で、携帯電話の料金の仕組みを説明出来るのは日本で5人
くらいではないか。でも、自分の得意技なので、電話で10分くらい
話して済んだ。大した手間ではなかったが、非常に喜んでくれた)
「得意技」とは?
職場などまわりを見渡して、30人のなかで、私だけが出来ること。
「得意技」なら、余裕を持って、私出来ます、と「手を挙げられる」
自分の得意技であれば、大した手間ではない。
「英語」と「携帯電話の料金の仕組み」のように、『組み合わせ』る
と、得意技になることも。
以上、「受け取った『感じ』」の価値が、生産性につながった経験談。
ムギ畑:今の働き方の10年先を行っている、と評価された。
育児を働くお母さんひとりでするのは非常に大変。
→6000人でやれば、育児も大変じゃない。
・育休中に次の子を妊娠したときの、上司への話の切り出し方。
・各地域でのサポート・サービスの案内
・本人や夫の転勤で、「○○町に引っ越します」「○○町なら…」
草の根のサポート情報を提供、共有
・1年に1回パーティー(今夜も福岡で)
2.WLBの現状と必要性 ~ 出生数と死亡数の推移
生まれる子供の数は、120万人を切っている。
出生数と死亡数が逆転している
(2005年 出生数106万 死亡数108万)
なぜ出生数が減っているか?
働く女性が子供を持てない。なぜか?
→男性側にもワークライフバランス(以下、WLB)がないから。
→今までと同じアウトプットでは無理。
生産性を上げて、ワークの時間を7割、できれば半分の時間で
済ませて、残りの時間をライフに、家族や地域のために。
勝間さんは、長時間労働が好きじゃなかった。
9時5時で帰って家族と過ごしたい。
→どうやったら効率的に仕事ができるか、
お金を銀行に寝かせたままにしないためにはどうすればいいか、
を考え、実行した。
人口予想と高齢者比率
2050年日本の人口は1億人に減る。
これは東京オリンピック当時と同じ数だが、人口のばらけ方が違う。
1967年 高齢化率6%
2050年 高齢化率35% 3人に1人
3大都市は過密。地方からは都市部に人口流出し、高齢化率が
60-70%に。高齢者にはお金がかかるから、法人税・所得税の
歳出が上昇、自治体が破綻。
→消防・警察・教育・医療などの公共サービスが破綻。
110番しても、警察が来るのに30分以上かかる。
→だから、(これはまた別の議論ですが)間接税中心にしな
ければならない。
若者や企業だけから税を徴収していては間に合わない。
少子化対策は、高齢者対策より10年遅れている!
経済学から見た、少子化が進行した理由
・親にとって子供を持つことの効用、便益が下がっているため
(経済学で、人は得になることをして、損になることはしない。
効用utility、得することが減ったから子供を持たなくなった)
- 消費効用→:愛玩効果は基本的には不変
- 所得効用↓:子供が家計を助ける、若者労働の必要性の低下。
- 年金効用↓:子供が将来老後の面倒を見てくれる。社会基盤の
整備により減少
・一方、コストは上昇している
- ※住居:コストが著しく上昇。この点、わかっていない人が多い
→かつて、住宅ローンを払うことは貯蓄と同じ、投資だった
→高度経済成長期:土地の価格は上昇、コストはほぼゼロ
70年代:土地価格は年に20%上昇
80年代:土地価格は年に10%上昇
90年代:土地価格は横ばい
00年代:土地価格は下落
→今は住宅ローンが費用になった。
- 教育:1人2000-3000千万。生涯賃金が1-2億なので、アン
ケートでも、「本当は3人ほしいけど、現実的には2人
が限界」との回答多数。
つまり、少子化が進行した理由は、
→×個人の嗜好の変化 ○構造上の問題
解の方向性(1)働く女性向けの社会基盤の整備
各国の合計特殊出生率と、女性の労働力のグラフ。
北欧は両方高い。日本は両方低い。
→日本は対策が中途半端。
半分が専業主婦、半分がワーキングマザー。
働く母親に自助努力が求められてしまう。
ex保育園は自分で探せ。子供が病気でも何とかしろ。
→働く母親を、多数派としてサポートする仕組みがない
→北欧は女性が社会にあふれている。男性も育児に参加し、
社会インフラとして、出産育児を支えている。
・日本の出生率1.2に対し、日本の働く母親の出生率は0.5
→ここに向けた施策が必要。
ex保育園の待機児童数2万人。
でも、新しく作っても待機児童数はなかなか減らない
→「実は保育園があるなら私も欲しかった」と、
他に新しく手をあげる母親がいる。
産めるものなら産みたい、潜在的な可能性。
→日本の保育園施策は、補助金は大きい。
0歳児3人に1人保育士がつき、月15-20万かかるが、
東京では(所得によるが)6万補助金。(アメリカはゼロ)
→残りを自治体が負担。
→予算を増やす、官民の規制緩和、2つの解。
→公的な仕組みが発達するほど、私的サービスが伸びない
(介護保険でも同様なことが起こった)
→理論的な解は、公的サービスに対する…
(…この辺聞き落としました。どなたか教えてください。
聞き落としその1)
>ぼちぼちさんよりフォローいただきました。
官から民への規制緩和ではなく、保育予算を増やさないと問題解決
にはならない(公的保育の質的水準が厳しいので、0歳児には3対1
の割合で保育士がつかなければならない等の制約があり、これを
民間がやろうとすると採算が取れない又は虐待等の問題が発生し
てしまい、うまくいかない為)
解の方向性(2)男性配偶者の育児への積極参加
0→1人目の壁:そもそも結婚できない
1人目→2人目の壁:1人目の育児を夫が手伝ってくれなかった。、
母親の育児経験が悪いので、2人目を産むことに躊躇。
男性側の理由:1.「男子たるもの厨房に入らず」文化的背景
2.長時間労働で育児に参加する時間がない
女性比率が高い会社は(同じ競争条件において)業績が高い
という研究の例
女性の活用は、業績アップの大きな潜在機会となっている
・一橋大学助教授、川口大司「女性従業員と企業の収益:企業活動
本調査を用いた分析」
・東京大学教授、玄田有史『働く過剰』(NTT出版)
・Judith H Hellerstein, David Neumark and Kenneth R. Troske,
"Market Forces and Sex Discrimination"
・樋口美雄ほか『少子化と日本の経済社会』(日本評論社)
例えば、
会社A:男性だけから「優秀な人材=タレントtalent」を採用。
会社B:男性からも女性からも採用、しかも辞めさせない。
→Bの業績のほうが高い。
育児休暇などの対策は、企業からすると一見コストに見える
→投資と考える
三浦展さんによると、
『今、なぜ30代男性に非正規社員が急増したのか?
→女性が正規社員になっているから
下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)
勝間さん:
女性比率が高い会社の業績が上昇するのは、
終身雇用がゆるんで、薄くなったときだろう。
(いまはM字型。女性が出産育児をして職場に復帰するのに…
…この辺聞き落とす。聞き落としその2)
>ぼちぼちさんより、フォロー
聞き落とし2:
女性が出産育児で仕事を辞めた後職場に復帰しようとしてもパート仕事
しかない。雇用の流動性がないと、人材活用の効果がうまく現れない。
WLBは福祉事業ではない!
企業の生き残りをかけた、生産性の向上のために、WLBが必要なのである
・WLBへの最大の課題は「時間不足」「時間的弱者」「時間貧乏」
- 1日24時間しかないのに、仕事・家事・育児・地域貢献など、
「やらなければならないこと」が盛りだくさん
- 結局、「どれも中途半端」になることがジレンマ
・女性を無理に優遇するのではなく、
職場全体が早く帰れるようにならないといけない
- 正社員だと、他の人たちは残業をしていて、定時に帰ると肩身が
狭い気になる
- パートや契約社員だと、キャリアアップが難しくなる
・時間という、お金と同じか、それ以上の貴重なリソースを
もっと有効に活用する
ex ・会議は、座らず立ってする
・会社のサーバーを6時にシャットダウンして、
物理的に残業させない
WLBによって、生産性を向上させることが、
企業の生き残りにつながる。
→そのためには?
3.自分をグーグル化する方法
「情報は通貨である」
通貨(= 情報)に囲まれて生きているので、
いつでも手に入るから、そのことに気づいていない
仕事のほとんどは「情報処理」
メールを書くことは、仕事そのもの
メールを書くことは、「自分で通貨を刷っている」ことになる
といっても、やたらめったら通貨を刷ればいいわけではない
情報の99%は捨てても、忘れてもかまわないもの。
→なるべくたくさん捨てて、「1%の本質を見極める」
メールはどうしてもすぐ返事をしなければならないものは、
携帯で話す、携帯で3行メールなど、すぐ対応。
そうでないものは「返事しない。ほうっておく」
→返事が必要なものは、相手がもう一度メールしてくるので。
- 情報を適切に取り入れ、考え、アウトプットする能力があれば、
環境がどう変わっても、経済基盤を確保しながら、
楽しく生きられる
- これこそが、現代社会のサバイバル術
1%の本質を見極める6つの技術
1 フレームワーク力:考え方の枠組み
文章を考えるときのテンプレートに近い。
何か新しいことをするとき、きっかけとなる。
ex料理上手な人は、頭に料理のフレームワークが何百とある
考え方のテンプレート。
起承転結、序破急、守破離もフレームワーク。
こういった言葉を、1つでも2つでも毎日積み重ね、
1日1個が大変でも
3日で1個→1年で100個→10年で1000個のフレームワーク
→楽に生きることができる。
→本を読み、いろんな人と話し、フレームワークを増やそう。
2 ディープスマート力:経験知、勘をつける
ミシュランに載った天ぷらやの「こんどう」ご主人のお話:
天ぷらは、味がだんだんおいしくならないと、客があきてしまう
どうするか?
→素材にあわせて、衣の材料、水、水温、揚げる時間など、
全部メモしている。
例えば小玉葱の天ぷらは、「真ん中がわずかに生で、まわり
がきちんと揚がっている」のがおいしい。実際に、小玉葱の
天ぷらを揚げてもらって、切ってみたら、どれもそのように
揚がっていた。
何十年も天ぷらを揚げているから音や色で分かる。
→自分として、どこに勘をつけるか。そこに向かって5年10年
→勝間さんはもともとInternet Marketingが専門。サイトを見て、
左右のクリックや色や文言をこうしたほうがいいと分かるが、
それを説明するのはかなり難しい。言葉にならない経験知。
→積み重ねた経験知から、ちらっと見れば分かる、良し悪しを
判断できるようになる
3 失敗力をつける:失敗を積み重ねて、経験知を得る。
100個に1個正解なら、99個間違えば、残り1個が当たり!
4 ベスト・プラクティスを学ぶ:(聞き落としその3)
>ぼちぼちさんのフォロー: 先達の話を聞き学ぶこと
5 価値を出せないところは捨てる:時間は有限。
どこに自分の時間をつぎこまなければならないか、決める。
exかつて勝間さんはバイリンガルの人がうらやましかった。
しかし、彼らは読み書きが、日本語も英語も中途半端。
バイリンガルの同僚は、日銀短観を読めなかった。
(日本語は難しく、英語は言葉を知らない)
また、ノンネイティブの人が書いた本の翻訳は読みにくい。
勝間さんは、英語の発音はあきらめた。
自分の日本語感覚を磨いて発信するほうが先。
英語は聞いて8-9割わかればいい、と投資をやめた。
→いさぎよくあきらめることも必要。何をあきらめるか?
6 本代をケチらず良書を手に入れる:
時間と空間を超えて、人から学ぶための最良のツール。
勝間さんは講演年に30回×400人=12000人しか話せない。
本は180万部。
オバマに会えなくても、オバマの本は読める。
亡くなった本田宗一郎(本多静六?)さんも、本なら読める
勝間流・インプット力を高める6つの技術
1 何はなくてもノートパソコン。自分の補助脳として使い倒す
:自分専用のPCがあれば、何かしたいときの初動が速い。
家族と共有・兼用では、空くのを待って、電源入れて…
2 フォトリーディング、親指シフト、マインドマップなど
自分ならではのOSを整える
:読み書きそろばん。なんでもいい。たまたま勝間さんが
使って、良かったものを紹介。
3 アナログ入力とデジタル出力をバランスよく使い分ける
4 マスメディア情報を減らし、
実体験・他者体験・良書を3大情報源に
:平日テレビ3-4時間、本5-10分、新聞20分、雑誌5-10分
→テレビを減らして、本を読もう
5 目以外の感覚器、特に耳をもっと活用する
:目は忙しい。耳は遊んでいる。オーディオブックなど。
6 よく運動して、よく寝る
:最低6時間、できれば7時間。寝ている間に情報の格納
が脳内で起こり、情報が整理される。必要な情報と不
必要な情報が選別され、長期記憶される。
テスト前には、十分寝ることが大切。
→ しかし、どんなに多くの本を読んでも、人の話を聞いても、
それだけでは生産性は向上しない!
勝間流・アウトプット力を高める6つの技術
=理解した内容を自分の言葉で、人に説明してみること。
「とりあえず」試しにやってみること。
「こういう食べ物が体にいいんだって」→買ってみる
=ここまでやって、アウトプットして、やっと本来の目標の
生産性が向上する
「今日私がお話したことも、会場を出て、
2-3日すれば8割忘れます」
→忘れる前に自分の言葉で人に話す、ブログにまとめる
1 自分独自のアウトプットを作って、
インプット情報を自分で確かめてみる
2 自分の学びを言葉で表してみる
3 自分の学びを数字で言い換えてみる
4 自分の学びから、情報を絞り込み、軸を発見する
5 自分の学びをブログに統合して表現してみる
6 自分の学びを本として出版する:将来的な目標に。
勝間流・知的生産を支える5つの生活習慣術
1 喫煙・飲酒など、知的生産の6大危険因子を極力遠ざける
:6大危険因子=喫煙、飲酒、テレビ、ゲーム、
人付き合い、不安・心配・疲労
→アタマをクリアにするには、何より禁煙が一番!
2 すき間時間を有効活用するクセをつける
3 睡眠時間をしっかりと確保し、情報整理と
ストレス解消に役立てる
4 知的生産の集中力をつけるために、体力をつける
※集中力は、どこからくるか?
→ 体力からです!
5 頭と健康にいい食生活を心がける
:受験生は試験前に食事や睡眠に気をつけて備えている
→皆さんも、普段から試験前と同じような生活を
過ごしてみましょう!
以上のように、生産性を上げるのは、2-3倍、一桁が限界。
→人とつながることで、同じことを
「た」の人と(他の人、多の人?)とやっていけば数十倍に!
→適切なソースに当たって、相手から助けてもらう
→助けてもらうためには?
→私たちが「助けるに値する人間になること」が必要
普段から助けているからこそ、助けてもらえる。
勝間流・自分の力を10倍アップさせる5つの人脈の技術
1 情報をGive&Give&Give&Give&Giveする
2 メールの質量を高めて、つながりを広める
3 コミュニティ・メーリングリストなどを活用して、
人の集積基地になる
4 ランチミーティングを上手に併用する
:ディナーはだらだらしてしまう。将来役立つトピックを楽しく交換。
5 自分のコミュニケーションスタイルを尊重する
:無理はしないで。気持ちを楽に、負担がかからない程度で。
「効率10倍アップ」のコツを13文字でまとめる
1.浪費しない
2.投資を惜しまない
=体力・時間・お金を浪費しない
=すると、これらが「貯まる」
→自分の将来にとって大切なものに投資する
→「複利で」利いてくる!
※「複利」のすごさ
:毎日0.2%を投資する
複利で利くと、どうなりますか?
答え:1年で2倍、3年で8倍に。
年をとるほど、利いてくる
→とりあえず小さなことからやってみると、
「じりき」がついてくる(自力、地力?)
4.社会貢献で成長する
原点に戻って、なぜWLB?
→自分のことで忙しくて、社会に関わるヒマがない
→いろんな手法でWLBを目指し、あまった時間を
ノンペイドワークnon-paid work(お金にならない仕事、事業)に
ex勝間さんの保育園予算アップへの取り組み
→お金にならない、持ち出しでやって何が楽しいか?
→いろんな人に会って話を聞き、世界観が広まる。
新しい学びになる。
Chabo!など、日本に「市民社会」を根付かせることに貢献
市民社会とは?
お上が、日本政府が社会をつくるのではなく、
私たちひとりひとりが望む社会をつくっていく。
→自分と世間、自分とお上という二者構造を越えて、
自分から社会をつくることに参加する。
~Chabo!のしくみ、ミッションステートメント、流れ、参加者 (略)
~特定非営利法人JENの概要:1994年創立。
旧ユーゴで難民支援。
過去16カ国、現在5カ国(アフガニスタン、イラク、スリランカ
パキスタン、スーダン)と新潟で活動。
理念:自立支援で世界中の1人1人を幸せに
(写真。アフガニスタンの青空学校、破壊された学校、
再建された学校)
→学校を建てようとしても、手抜き工事されてしまう。
スタッフが労働者を説得。子供たちが教育を受けられれば、
ビジネスを始めたり、上級学校へ進んで指導者として戻って
きたりする。教育で識字力が上がれば事務職など、農業以
外の仕事につくことができる。
5.キャリアアップとツキについて
・仏教の「三毒」追放がキャリアアップとツキに効果がある
→ 妬まない 怒らない 愚痴らない
ねたまない おこらない ぐちらない
:これによって、苦しみから解放されるというお釈迦様の教え。
ex実験:競馬予想記者が当たる確率は普通35%くらい。
→「妬まない 怒らない 愚痴らない
ねたまない おこらない ぐちらない」
を実行したところ、当たる確率が45-50%にアップ。
(三毒追放について本を書いた人?記者?の主語述語関係を
聞き落とし。聞き落としその4)
ex勝間さんはこの「三毒」追放を知って、とりあえずやってみようと
ワードの48ポイントのフォントで
「妬まない 怒らない 愚痴らない」
をプリントアウトして机の前に張ったところ、ツクようになった。
→・面白いチャンスが向こうからやってくることが増えた
・タバコ・お酒をやめることができた。
ストレス解消のためのタバコ・お酒だったが、
ストレスがなくなったので、やめられた。
・初めて出版した本は6000部しか売れなかった。6歳年下の山田
真哉さんの「さおだけ」は160万部。くやしい。でも、2chに「山田
真哉。会計士として半人前」なんてスレッド立てても意味がない。
心が荒む。
→なぜそんなに差がついたのか、調べて考えた。
勝間さんは本を出して終わりだった。
山田さんは「死ぬほど努力してた」。
何十冊もリュックに詰めて本屋を回り、自分で新聞広告を打ち、
内容も2年かけてひらがなと漢字の分量バランスまで吟味した。
→同じ努力をしてから考えよう
→妬まないために、何をするか
→2年で自分もベストセラーを出すことができた。
→「要因分析をして、追いつく努力をすれば、ならんじゃうなあ」
・怒らない:GW前の週刊誌の中傷記事を読んで、久しぶりに
かなり怒ったが、4日もしたら忘れてしまった。その後、知人から
記事のことを聞くまで、読んだことを忘れてしまっていた。
→三毒追放で、1.忘れてしまう。忘却の力を利用。
2.問題解決型の思考になる
→ポジティヴ・シンキングは、無理やり前向きにしてしまうと、
わざとらしかったり、認識がゆがんだりする
exDVを受けている女性が「こんなにひどいことされても、
私は愛されているの」と、ゆがんだ認識で、
自分をごまかしてしまう。
→三毒追放は、「ネガティヴがあったことを忘れましょう」。
電車で足を踏まれたことを何回も思い出して、頭で再生
していたら、長期記憶として定着してしまう!
・ツキのコツは「与えて・与えて・与えまくる」こと
- Give &Take の発想では、まだまだ効果が低い
- 一番効果があるのはGive&Give&Give&Give&Give
- それくらいGiveしておくと、頼まなくても、周りの人が
勝手に助けてくれるようになる
・Giveの基本は「裁定取引」
自分がいちばん得意で負担がかからないものを相手にあげる
- 勝間さんの場合は、ひたすら情報分析と翻訳
- 翻訳は、異なる言語だけではなく、
異なるコミュニティの間の翻訳を含む
「裁定取引」とは? (wikipediaより)
裁定取引(さいていとりひき、アービトラージ)とは、金利差や価格差
を利用して売買し利鞘
を稼ぐ取引のこと。ある場所では豊富に
存在していて安い商品が、ある場所では極めて貴重で高値で
取引されていたとする。その事実を知っていれば、安いところで
買い、高いところに持って行って売るだけで、利益を得ることが
可能となる。
努力不足の4段活用
・努力不足 → 責任転嫁 → 被害者 → 加害者
の4段活用を常に頭に置いておく
・多くの場合、袋小路にはまるときはには、
この4段活用の時期を経ることが多い
・自身の努力不足から始まり、
そこで出てきた弊害を周りに責任転嫁し、
その後、被害者となり、
さらに、他者に向けて加害するようになる
最後に
・「未来は過去の蓄積からしか決まらない」
「起きていることはすべて正しい」が座右の銘です
・ここで、みなさんとお会いしたことは、必ず、
何らかの意味が、今に将来にあるのだと思います
・ご清聴ありがとうございました。
6.質疑応答
(男性より)
Q1:ベスト・プラクティスの企業の実例は?
A1:外資系が多い。
医薬品ならP&G、金融ならゴールドマン・サックス
日本ならパナソニック、ベネッセ。
厚生労働省が表彰している企業や、「にっけい子育て支援大賞」
を見てください。
Q2:いろいろなテクニックを身に付けるのは先天的・後天的、
どちらの要因が大きいか?
A2:両方。そもそも能力が高い人もいるが、
潜在的な可能性をどうやって開花させるかも大切。
それには技術と持続が必要。
そういった意味で、教育は重要で、
本を読むことの意味はそこにある。
どうしても読みたい本なら、一食抜けば買える。
(女性より)
Q1:忙しい時間のやり繰りをどうしたらいいか。勝間さんはたくさん
著書をお書きだが睡眠時間を削って書いているのか?
A1:だいたい11時就寝6時起床。睡眠時間を削ってはいけない。
まず寝る時間を決めてしまって、その時間に寝るために
どうしたらいいかを考える。優先順位を決めて。
例えば、返事を書かなきゃいけないメールがたまっていても、
本当にすぐ返すものは、携帯でも何でもその場で3行で返信。
返信を迷ったものは、返事を書かない。
本当に必要なものなら、
相手からまた催促のメールが来るから。
Q2:子供にパソコンを与えることについて
A2:親のいるところで、親の目の前でやれ、が基本。
危険なサイト、暴力表現も多いから。
(男性より)
Q:勝間さんの楽観的なものの見方を支えているものは何か?
A:はじめからなんでもできたわけではない。
RPG(ロールプレイングゲーム)に例えれば、レベルが低いとき、
弱い敵にもボコボコにされた。でも、経験を積んで、武器を買い、
少しずつ強くなっていった。やがては、ボスキャラも倒せるよう
なる。
ボスキャラを倒すときに大切なことは、
(1)パーティーで戦うこと:RPGの基本。1人で戦わない。
それぞれの特技を活かしてチームで戦う。
(2)色々な方法で:剣がダメなら魔法を使ってみる
(3)それでもダメなときは逃げることも必要。
→つまり、戦略。
私の楽観性を支えているのは、
戦略と仕組みづくり、したたかさ。
(女性より)専業主婦でかつてはウェンディだったが、
勝間さんの本を読んで、今はインディ目指して頑張っています。
Q:社会福祉に興味があり、
勝間さんのスーダン行きを詳しく聞きたい
A:スーダンはテロ支援国家に指定されているため、
制限があって、寄付が集まりにくい。
一番困っている人を助けたいと思ったら、
南部スーダンの子供たちだった。
報道ビザを申請中だが、まだおりない。
11月30日のサキヨミで放映予定。
・なによりスーダンという国があることを知ってほしい。
・どうしてスーダンの子供たちが苦しんでいるのか、考えてほしい。
・日本政府はいろいろ批判されるし、私もしているが、
世界的に見れば素晴らしいことをしている。
日本として、こういうことができる、ということを探り、提言したい。
これらのことが、ひいては皆さんの行動半径を
広げることにつながると考えている。
----------------
以上です。
聞き落としや、誤字脱字など、ありましたら、
ご指摘をお願いします。
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コメント
tarafさん、はじめまして。
私のブログへのお知らせありがとうございました。さっそく、拝見しました。
勝間さんのご講演の内容、詳しく説明してくださってありがとうございます。お陰さまで、勝間本や私が聞いたことのあるご講演の内容なども合わせて、行くことのできなかったパルティでのご講演の様子を随分知ることができました。
ご講演の内容も、進化しているような印象を受けました。
本当にありがとうございました。
それと、最近、ブログを開設されたそうで、おめでとうございます。発展的にコンテンツが増えていくことを期待しています。
投稿: えふ | 2008年11月 9日 (日) 21時19分
tarafさん、はじめまして。
勝間さんの講演録のGIVE感謝です!
ものすごく緻密に記録されているので、非常に参考になりました。
ブログでも紹介したいので、よろしくお願いします。
それと、ブログ開設おめでとうございます。
是非、コツコツ続けて下さいね。
また、いろいろ情報交換ができればうれしいです。
投稿: hoshi-zora | 2008年11月10日 (月) 00時46分
tarafさん、ブログにコメントを有難うございました。
講演会の記録ほぼ完璧ですね。よくあのスピードにこれだけついていけたと、感服しました。
以下、少しでもお役にたてばと・・(ちゃんとメモしていたわけではないので、概略ですが)
聞き落とし1:
官から民への規制緩和ではなく、保育予算を増やさないと問題解決にはならない
(公的保育の質的水準が厳しいので、0歳児には3対1の割合で保育士がつかなければならない等の制約があり、これを民間がやろうとすると採算が取れない又は虐待等の問題が発生してしまい、うまくいかない為)
聞き落とし2:
女性が出産育児で仕事を辞めた後職場に復帰しようとしてもパート仕事しかない。雇用の流動性がないと、人材活用の効果がうまく現れない。
聞き落とし3:
先達の話を聞き学ぶこと
聞き落とし2&3については、うろ覚えです。4は私も聞き落としました。すみません。
投稿: ぼちぼち | 2008年11月10日 (月) 01時19分
>えふさん
ご講演の内容も、進化しているような印象を受けました。
コメント、ありがとうございます。
私も、日々0.2%でも進化していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
>hoshi-zoraさん
勝間さんの講演録のGIVE感謝です!
こちらこそ、コメントありがとうございます!うれしいです。
年に100回くらい講演しているのかなと思っていたら、年30回程度で、各回多くても400人だそうです。貴重な機会だったということを知ったので、皆さんとシェアできればと思って書きました。ひとりのアウトプットがみなさんのインプット、さらにはアウトプットにつながれば幸いです。
>ぼちぼちさん
聞き落としのフォロー、ありがとうございました。早速記事に反映させたいと思います。
会のはじめに「録音禁止」のアナウンスがあったので、必死にメモを頑張ったかいがありました((^^))。
栃木はだいぶ寒くなりましたね。復活した餃子像に負けず、ぼちぼちやっていきたいと思います。
投稿: taraf | 2008年11月10日 (月) 06時28分
tarafさん
コメントありがとうございます。
mercです。
勝間さんの講演すごく詳細にかかれてますよね。実はマインドマップでログを残したんですが、情報量が多すぎるのでmercのブログには、気になった部分を書いたんですよ。
すごく濃く、貴重な情報でしたね。
またブログに遊びに来てください!
投稿: merc | 2008年11月11日 (火) 19時39分